今年度もてんし組がスタートしました。
今日は9か月~満3歳の3名の子ども達が参加してくれました。
室内遊びでしたが、それぞれ好きな場所で好きなことをして遊んでいました。
友達にも興味を示しつつ・・・少しずつ距離を縮めて関わる姿も見られました♪
お母さんと一緒にボールを穴に落として、引き出しから取り出していました。お母さんが穴にボールを落とすと、引き出しに視線を送り、引き出しをあけると「あった!」という表情をしていました。この活動を何度も何度も繰り返していました。
8か月から9か月くらいになると、何らかの対象物が目の前からなくっても、存在する!ということを理解し始めます。
これを「対象の永続性の認知」と言います。
この認知が発達することで、目の前から母親や父親など信頼できる誰か見えなくなってもどこかにいるんだ。ということも認識できます。
ですから、幼稚園に預ける際に「ママ―――!!」と涙して離れたとしても、私たちが『後でお迎えに来るから大丈夫だよ。』ということで母親との分離は悲しいのですが、対象の永続性の認知が育っていると後で来てくれることが認識できるので安心して園生活を過ごすことができます。
こういった声掛けは小さいうちから大切になるので、普段からご家庭でも隣の部屋に行くときや、トイレに行くときなど子どもから離れる際に「〇〇に行ってくるからね。すぐ戻ってくるね」という声掛けをすると子どもの認知の発達の助けになります。
「いないないば~」も顔を隠して、また顔が出る。ということで、いい遊びになりますよ♪
てんし組の環境を紹介します。
室内には様々な物が置いてあります。
年齢や興味に合わせて、子どもが好きな活動を選びます。
【チョークで描く】
好きな線や点を自由に書きます。自己表現の場になり、また腕や、肩を使うので粗大運動にもなります。
【棚】
室内には棚が設置されており、様々な活動が準備してあります。自分で選んで、棚から机に運び、活動が終わったら棚に戻すまでが一連の流れです♪
ここは1歳くらいまでの子どもが過ごす場所です。
マットや、鏡が設置してあります。ハイハイすると、自分の姿が見えて今日も楽しそうに何度も何度も見ていました♪
【モビール】
天井からひもで吊るしてあります。この写真のモビールは赤ちゃんが最初に見える色で空調の風でゆっくり動きます。ゆっくり動くことで赤ちゃんはより見ることができます。見るものがあることで追視や焦点合わせの練習ができます。(様々な種類があります)
【階段】
ハイハイで上がったり、手すりにつかまり立ちしたり伝い歩きしたりします。
今年度も3組限定で開催いたします。先着順となっておりますのでご予約はお早めにお願いします♪
来月もお待ちしております!!