今年度最後のてんし組でした。一度きたことがあるので、園に入ってからは自分で靴を脱いだり、荷物をかけたりと流れもスムーズでした。ネームをみると、付ける素振りを見せたりやる気満々のご様子♪                          部屋に入ると前回にした活動に取り組み、その後も好きな物を自分で選んで様々な活動をしていました。子どもの集中力は本当にものすごいです。大人には真似できません。活動の間、保護者の方もじっと見守っていました。ついつい「何してるの?」「お母さんにもやらせてー」「すごーーい!!」などたくさん声を掛けたくなりますよね。でも子どもが集中しているときは見守ることがとても大切です。この集中しているときこそ、子どもの体と心が一緒に働いているのです。                    その後も、自分の興味あることを次々と見つけて取り組んでいました。

「自分で選ぶ力」が3歳までに育っているとその後のあらゆる選択も自信を持って行うことができます。選んだことで責任が発生し、良くも悪くも「結果を学ぶ」ことが大切です。その学びで次はこうしたほうがいい!今度はこうしよう。など学ぶことが出来ます。あれもこれも大人が先取りしてしまうと、自分で選択する機会がなくなり、大人になってからも自ら選べない、人任せ、指示がないと動けない・・・という本人にとって辛い人生となってしまいます。

子どもは無力な存在ではありません。「いつかはできる」「やらせてみよう」子どもを信じていろんなことに挑戦させてみましょう。そして集中したらそっと見守る(危険がない限り)。

身近な大人の態度が子どもの成長にとても影響を与えます。0-6歳の時期は様々な基盤を作る大切な時期です。私たち職員も様々な勉強をしながら子どもと日々向き合っています。幼稚園の子ども達一人一人が「幸せな大人になる」ためのお手伝いができたら幸せです。

てんし組は幼稚園の保育室と同じような環境になっています。子どもが安心してゆったり過ごせる環境です。来年度は5月からスタートする予定です。(園庭開放も予定しております♪)今年度もたくさんのご参加ありがとうございました。